
こんにちは、たらこママです。
【寝ても疲れが取れない…】慢性疲労を感じるあなたに。漢方薬剤師がすすめる「だるさケア漢方3選」
寝ても疲れが取れない…それ、年齢のせいじゃないかも?
「しっかり寝たのに、朝からだるい」
「日中もずっと体が重くて、気力がわかない」
「休んでもスッキリしないのは、もう年齢のせいだとあきらめている…」
そんなお悩み、ありませんか?
実はこのような症状、東洋医学では**「気虚(ききょ)」や「血虚(けっきょ)」**と呼ばれる状態かもしれません。
つまり、**エネルギーや栄養が足りていないことによる“未病”**のサインです。
漢方薬剤師がすすめる「寝ても疲れが取れない日に使える漢方3選」
それぞれの体質や症状に合わせて、漢方では“気”や“血”を補ったり、自律神経を整えたりする処方があります。
今回は、そんな「慢性的な疲労感」におすすめの漢方薬を3つご紹介します。
① 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
気(エネルギー)を補って元気をチャージする基本の漢方。
✔ 胃腸が弱くて疲れやすい
✔ 食欲がない、声が小さい
✔ 朝がつらくて起きられない
そんな“気虚タイプ”の方におすすめです。
特に、「気力がわかない」「なんとなくずっとだるい」人のベースケアに◎。
② 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
“気”と“血”を同時に補える、万能な漢方。
✔ フラフラするほど疲れている
✔ 肌荒れや貧血も気になる
✔ 出産後や病み上がりに体力が戻らない
…そんな方にぴったり。
身体の中からじんわり元気を取り戻していくような感覚が得られます。
③ 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
疲れているのに眠れない・夢ばかり見て眠りが浅い…
そんな“神経疲労タイプ”の不調にはこちら。
✔ 夜、寝ても脳が休まらない
✔ 気が張っていて落ち着かない
✔ 精神的にもそわそわする
自律神経を穏やかに整えて、深く休む力を高めてくれる処方です。
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「寝ても疲れが取れない」と言っても、その原因は体質によってさまざま。
✔ エネルギー不足タイプ
✔ 血が足りないタイプ
✔ 自律神経が乱れて休めないタイプ
——実は、それぞれケアの方法が違います。
だからこそ、自分の体質を知ることが大切。
今のあなたに合った“my漢方”が見つかると、毎日がグッとラクになることもあります。
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🧾 この記事を書いた人
Taraco(薬剤師・漢方生薬認定薬剤師)
神戸で活動中の現役薬剤師。
4歳の娘と漢方茶を楽しみながら、「ゆるくて心地いい養生」をテーマに日々情報を発信しています。